2026年8月
地域の事業者様のサイトを拝見すると、アクセスの6〜8割はスマートフォンからというケースが珍しくありません。にもかかわらず、サイトはパソコンで作られ、パソコンで確認されがちです。この記事では、予算をかけた全面リニューアルをしなくても、まず押さえておきたい「最低限のスマホ対応」を優先度順に挙げます。
スマホで開いたとき、指でピンチアウトしないと文字が読めない状態なら、他の何より先に対応すべきです。これは「レスポンシブ対応」と呼ばれる、画面幅に合わせて表示が変わる作りにすることで解決します。Googleの検索順位もモバイルでの見やすさを基準に評価されるため、読みにくいサイトは検索でも不利になります。
スマホで見ているお客様にとって、電話番号は「読むもの」ではなく「押すもの」です。番号にひとつ設定を加えるだけでタップ発信できるようになります。飲食店や修理業など、電話が生命線の業種ではこれだけで問い合わせの取りこぼしが減ります。
マウスのカーソルは1ピクセルを狙えますが、親指は狙えません。リンクやボタンは高さ44ピクセル程度を目安に、隣り合う要素と十分な間隔を空けます。「押したいのに隣を押してしまう」サイトは、それだけで離脱の原因になります。
スマホは外出先の回線で見られることも多く、表示の遅さは致命的です。もっとも多い原因は、デジカメやスマホで撮ったままの巨大な画像をそのまま載せているケース。掲載サイズに合わせて縮小し、軽い形式(WebPなど)に変換するだけで、体感速度は見違えます。
お問い合わせフォームは、項目を必要最小限に絞る、電話番号欄では数字キーボードが出るようにする、エラーは送信前にその場で分かるようにする——この3点で完了率が変わります。せっかく問い合わせる気になったお客様を、フォームの使いにくさで逃すのはもったいないことです。
最後はシンプルですが、更新のたびに自分のスマホで開いて確認すること。パソコンの画面で崩れていなくても、スマホでは表が見切れていたり、写真の大事な部分が切れていたりします。社内の複数人が別々の機種で見るだけでも、多くの問題は事前に見つかります。
いずれも派手な施策ではありませんが、「見に来てくれた人を逃さない」ための土台です。現状のサイトがどの程度対応できているか知りたい、という段階のご相談も歓迎します。
Webサイト制作・デザインのご相談は
ウルスコネクトへお気軽にどうぞ。
©uls conect