2026年8月
ホームページの相談をいただくと、かなりの確率で「WordPressがいいって聞いたんですが」という言葉が出てきます。WordPressは世界のWebサイトの4割以上で使われている優れた仕組みですが、「みんな使っているから」で選ぶと、費用と手間だけが増える結果にもなりかねません。この記事では、WordPressとは何かを平たく説明したうえで、導入したほうがいい会社・見送っていい会社の分かれ目を整理します。
WordPressを一言でいえば、専門知識がなくても管理画面からページやお知らせを更新できるようにする仕組み(CMS)です。ブログを書くような感覚で文章と写真を入れれば、デザインの整ったページとして公開される。制作会社に更新を依頼する手間と費用が省ける——これが最大の価値です。
一方で、仕組みが入る分だけ制作費は静的なサイトより高くなりがちで、サーバーの要件も上がります。そして意外に知られていないのが保守の必要性です。WordPress本体やプラグイン(拡張機能)には定期的な更新があり、放置するとセキュリティ上の弱点になります。世界中で使われているがゆえに、攻撃の標的にもなりやすいのです。
結局のところ判断基準は、機能の比較表ではなく「導入した半年後、誰が・何を・どのくらい更新しているか」を具体的に想像できるかどうかです。想像できなければ、まずはシンプルなサイトで始めて、更新のニーズが本当に生まれてから作り変える。その順番のほうが、無駄がありません。
当オフィスではWordPressでの構築も、あえて使わないシンプルな構築も、どちらも手がけています。中立の立場でどちらが合うかをご提案しますので、迷っている段階でもお気軽にご相談ください。
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